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石綿損害「診断日」起算 高裁で初判断 国賠訴訟控訴審

判決後に記者会見をする、アスベストにより肺がんを患った男性=福岡市中央区の福岡県弁護士会館で27日午後1時38分、宗岡敬介撮影

 アスベスト(石綿)が原因で肺がんを発症した北九州市の70代男性が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、福岡高裁であった。賠償金の利息に当たる遅延損害金の起算日が「労災認定日」か、それより前の「医師の診断日」かが争われたが、西井和徒(かずと)裁判長は「確定診断日が損害発生日」と判断し「労災認定日」と主張する国の訴えを全面的に退けた。

 石綿の健康被害について、国の責任を認めた2014年10月の「泉南アスベスト訴訟」の最高裁判決以降、…

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