西武連覇

プロ野球 データで見る獅子の進化/上 中村の進化と貢献

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 12球団ナンバーワンの強力打線を誇り、2年続けてリーグ王者となった西武。その裏には目には見えない要因が隠れている。データスタジアム社のアナリスト・佐々木浩哉氏とともに、野球を統計的に分析する「セイバーメトリクス」で西武の強さに迫る。第1回は4番復帰を果たした中村の「変化」を追う。【生野貴紀】

 過去6度の本塁打王を獲得し、今年7月には史上20人目となる通算400号を達成した中村。8月途中から4番に復帰し、勝負強い打撃で快進撃の一翼を担った。生粋のホームランアーティストのイメージが強い中村だが、その数字を見ると傾向が変わっている。

 まず顕著なのが打球方向だ。29本塁打の内訳は左本13本(45%)▽中本6本(21%)▽右本10本(34%)――と、キャリアで初めて右方向への本塁打が2桁となった。48本塁打を放った2011年と比較すると左本38本(79%)▽中本6本(13%)▽右本4本(8%)――と右本がいかに増えたかが分かる。

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