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関西電力の幹部らに多額の金品提供をしていた福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)は原発誘致で大きな役割を果たし、退職後も関電への影響力を背景に地元では「天皇」と称された。関電の八木誠会長は「先生」と呼び、27日に記者会見した岩根茂樹社長も「長く地域対応の助言、協力を頂いた。関係悪化を心配して受け取った」と、持ちつ持たれつの関係だったことを認めた。【石川将来、安部拓輝、大森治幸、高橋一隆】
「森山先生からのお付き合いの関係で、便宜を図ったことは一度もない」。27日午前0時すぎ。大阪府高槻市の自宅前で取材に応じた八木会長は、同県美浜町の原子力事業本部に赴任した9年前から交流があったと明かし、こう強調した。
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