メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

関電、低いコンプラ意識 金品受領報告せず 禁止内規もなし

記者会見で質問に答える関西電力の岩根茂樹社長=大阪市北区で2019年9月27日、梅田麻衣子撮影

 関西電力の幹部20人が、高浜原発のある福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、経営陣が社内の調査報告書や報酬減額処分などについて取締役会に報告していなかったことが明らかになった。金品の授受を明確に禁止する内規を定めていないことも判明。関電のコンプライアンス(法令順守)の意識の低さと、ガバナンス(企業統治)の欠如があらためて浮き彫りになった。

 関電は金品授受を巡り昨年7月、社外弁護士ら6人でつくる社内調査委員会を設置。2011~18年を対象とした調査で、八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)を含む計20人が総額3億2000万円に上る金品を受領したとする報告書をまとめ、岩根社長ら関係者が報酬返上などをする社内処分をしていた。だが、関係者によると、こうした調査結果や処分について取締役会へ報告していなかった。

 会社法は取締役に対して職務の執行状況を取締役会に報告するよう求めており、違反して会社に損害が発生すれば株主代表訴訟を起こされる可能性もある。社外取締役の一人は「調査委員会を作ったことすら知らない。手堅い会社なのに考えられない」と証言する。

この記事は有料記事です。

残り851文字(全文1341文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 27%ショック「底打った」「危険水域」与党動揺 石破氏「かなり厳しい」

  2. 内閣支持率27%に急落 黒川氏「懲戒免職にすべきだ」52% 毎日新聞世論調査

  3. 「緊急事態宣言解除」 諮問委が了承 西村担当相「実施する必要なくなった」

  4. 特集ワイド 乱世で「小池劇場」再び 風読みコロナ対応次々、好感度上昇

  5. 無言の抵抗の思いとは?医療従事者100人、ベルギー首相に背を向け「冷たい歓迎」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです