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動き出す仏たち

活用の時代に 先進技術で「クローン文化財」 欠損も復元、精神を伝える

クローン釈迦三尊像(中尊)の原型の肩に手を置く東京芸術大の宮廻正明名誉教授=東京都台東区で2019年9月18日午後0時3分、花澤茂人撮影

 1400年前の「アルカイック・スマイル」が目の前にあった。東京芸術大(東京都台東区)の陳列館で29日まで開かれた「スーパークローン文化財ってなに?」展で、法隆寺(奈良県斑鳩町)金堂に安置される国宝・釈迦(しゃか)三尊像の樹脂製レプリカが展示された。正確には「レプリカ」ではなく、「クローン」の原型だ。

 宮廻(みやさこ)正明名誉教授を中心とする東京芸術大「アーツ&サイエンスラボ」のチームは2年前、本物そっくりの釈迦三尊像を完成させた。実物を3Dスキャナーで計測、3Dプリンターで出力した原型を基に、富山・高岡銅器の職人の協力のもと金銅像を鋳造。模写のエキスパートらの手で古色を再現した。こうしたデジタルとアナログを混在させた手法で複製した文化財を「クローン文化財」と呼ぶ。

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