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意外とヤミツキ“奇虫”チップス スムシの香り、酸味を再現 鹿児島の甑島、新名物へ期待

「厄介者のスムシを甑島の名物に」とビネガロン・チップスをPRする純浦彩さん=鹿児島県薩摩川内市東向田町で、降旗英峰撮影

 酢のような臭いの体液を発して身を守ることで知られ、鹿児島県薩摩川内市・甑島(こしきしま)などに生息する奇虫スムシ。島内で長らく害虫扱いされてきたが、今年8月にスムシをイメージしたポテトチップス「ビネガロン・チップス」を島内限定で約300袋販売したところ、1カ月間でほぼ完売した。酢酸とクエン酸で付けた独特な酸味に「怖い物見たさ」というスパイスも加わり、島の新名物として期待が高まっている。【降旗英峰】

 スムシは体長約4センチ。外敵から攻撃された時に発するビネガー(英語で「酢」)のような臭いの体液にちなみ、ビネガロンとの別名もある。生息の北限とされる熊本県では天然記念物に指定されている。

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