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関電、3.2億円受領 軽いコンプラ 処分、取締役会に伝えず 幹部3人、発覚後に昇格

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 関西電力の幹部20人が、高浜原発のある福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、経営陣が社内の調査報告書や報酬減額処分などについて取締役会に報告していなかったことが明らかになった。金品の授受を明確に禁止する内規を定めていないことも判明。関電のコンプライアンス(法令順守)の意識の低さと、ガバナンス(企業統治)の欠如があらためて浮き彫りになった。【杉山雄飛、釣田祐喜、鈴木健太】

 関電は金品授受を巡り昨年7月、社外弁護士ら6人でつくる社内調査委員会を設置。2011~18年を対象とした調査で、八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)を含む計20人が総額3億2000万円に上る金品を受領したとする報告書をまとめ、岩根社長ら関係者が報酬返上などをする社内処分をしていた。だが、関係者によると、こうした調査結果や処分について取締役会へ報告していなかった。

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