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遺族の思い、これからも耳を傾けて 「漂流ポスト」併設カフェ「森の小舎」が閉店 陸前高田

「森の小舎」で、赤川勇治さん(右)からガーデニングの話を聞く遺族たち=岩手県陸前高田市で2018年6月、根本太一撮影

 東日本大震災などで亡くなった人への手紙を預かる岩手県陸前高田市の「漂流ポスト」。管理する赤川勇治さん(70)が30日、併設のカフェを閉店する。接客に追われるのではなく、ポストを訪れた遺族に寄り添い、その思いに耳を傾けることに専念するつもりだ。

 一人で暮らす市内の自宅に、カフェ「森の小舎(こや)」を開いたのは2010年。高台にあり、翌年3月にあった津波からの被災は免れたが、市の中心市街地は壊滅した。店で笑顔を絶やさなかった常連客たちは住む場所を失った。

 秋が訪れたころ、長い避難所生活に疲れた常連客たちがカフェを訪ね、「心を落ち着かせられる時間と場所がほしい」と打ち明けてきた。誰もが大切な人を亡くしていた。聞き役に回っていた赤川さんはやがて、「文章を書くことで気持ちが少しは和らぐのでは」と思いついた。

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