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廣島からヒロシマへ

(1)まぶたの街並み よみがえる記憶

馬車や荷車、和装の市民が行き交う相生橋(1932年12月完成)。街灯のデザインは現在の橋に継承され、親柱は再利用されている。右奥は広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)=1935年ごろ

 原爆投下前の広島の街並みを撮影した写真には、「廣島」と記された時代の記憶が宿る。毎日新聞が所蔵する写真資料とヒロシマの証言や記録を重ねながら、原爆が奪ったものをたどった。

川から見上げた相生橋

 子どもたちは川に飛び込むと生じる泡を「ラムネ」と呼んだ。「泳ぎながら相生橋を見上げ、自分の位置を確かめたんだ」。原爆ドームの東隣に生家があった映像作家の田辺雅章さん(81)=広島市中区=の子ども時代、目の前を流れる元安川は毎日の遊び場だった。

 中国山地から流れ出た太田川が二股に分かれる場所に、全国的にも珍しいT字形の橋として架けられた相生橋…

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