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カリスマ書店員、秋のお薦めはこれ! 芥川・直木賞より売れる?「新井賞」主宰

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書店内でお薦めの本を手にする新井見枝香さん=東京都千代田区で、竹内紀臣撮影
書店内でお薦めの本を手にする新井見枝香さん=東京都千代田区で、竹内紀臣撮影

 朝晩めっきりと涼しくなった。秋である。秋の夜長といえば……そう読書だ。一刻も早く物語の展開を知りたくて、ページをめくるのももどかしい思いで読み進める至福。さて今秋はどんな本を読もうか。この人が推す本は売れる、と評判のカリスマ書店員、新井見枝香さん(39)にお薦めを聞いた。【小松やしほ】

誰もが共感できるとかではなく、私が好きかどうかです

 毎年1月と7月に発表される芥川賞・直木賞は日本で最も有名な文学賞だが、両賞に匹敵するのでは、と話題の賞がある。その名は「新井賞」。現在は東京・日比谷の書店「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」に勤める新井さんが個人的に推す本を選ぶ。2014年7月、千早茜さんの「男ともだち」が直木賞を逃したことが残念で独自に創設した。

 「芥川賞・直木賞が発表されると、書店の棚は受賞作と受賞作家の既刊を大展開します。それ以外の候補作は下げなければならないのですが、この本に関しては引けなかった。私が一番面白いと思ったのに、受賞できなかったことで読んでもらえないのはもったいない。『私が売る!』って思いましたね」

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