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漆黒を照らす

/84 住民の誰もが犠牲者 IS支配耐えたラッカ市民 /大阪

ひそかに地下学校で勉強を続けたアリ君(左)と妹=シリア・ラッカで2018年10月、玉本英子撮影

 かつてイラク・シリアにまたがって広範な地域を支配した過激派組織イスラム国(IS)。その「首都」と呼ばれたのがシリア北部のラッカだ。クルド勢力主導のシリア民主軍は激戦を経て町を制圧、3年半に及んだISの支配は終わった。昨秋、私はラッカに入った。空爆で崩れ落ちた建物、銃弾だらけの壁。果てしなく続くがれきが、戦闘のすさまじさを物語る。

 ウベイ・ビン・カーブ中学校は、ISが去ってからようやく授業が再開したばかりだった。女子中学生のクラスではちょうど宗教の時間だった。イスラム教の聖典コーランの言葉を生徒が丁寧にノートに書きとっていく。ISの掲げたイスラムをどう思っているのか、生徒たちに聞いてみた。「信仰は人びとの心を支えるもの。残酷に人を殺すのは宗教じゃない」

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