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「表現の不自由展」再開へ 県譲歩「元の形で」 芸術祭体面に配慮

記者会見で、展示再開で合意したことを伝える不自由展実行委メンバーら=名古屋市中区で30日午後0時47分、川瀬慎一朗撮影

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が、一転して展示再開される見通しになった。ただ、再開に至るまでの個別条件や運営方法などの詳細では合意に至っておらず、なお曲折が予想される。

 「88点の評価。諦めずにきちっと主張してきて良かった」。中止以来、県や芸術祭実行委員会の対応に反発し続けてきた「表現の不自由展実行委員会」のメンバーは30日、記者会見で笑みを浮かべた。不自由展実行委が一貫して求めてきた「元の形での再開」を芸術祭実行委会長の大村秀章・愛知県知事が認め「譲歩」したことで一転、再開合意の和解が成立した。

 不自由展実行委は「表現の自由を侵害された」として9月13日、再開を求める仮処分を名古屋地裁に申し立てた。25日に県の検証委員会(座長、山梨俊夫・国立国際美術館長)が「(展示方法の改善など)条件が整い次第速やかに再開すべきだ」とする中間報告を公表したことに、不自由展実行委側は「条件を整えるとは検閲だ」と反発。27日の第2回審尋でも双方の主張は平行線のままだった。

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