予想通りの激しい展開になった。1次リーグD組のウェールズ―オーストラリア戦(9月29日)は、ウェールズが29―25で粘り勝ったが、両チームとも優勝候補の一角であることを示す戦いぶりだった。
立ち上がりが鍵になった。ウェールズはキックオフをやや深く蹴り込み、できたラックをいきなりターンオーバー。その直後にドロップゴールを決め、1分もたたずに先制した。オーストラリアが直前のフィジー戦で序盤の出来が良くなかったことから、最初のラックで一気にプレッシャーをかけることを狙っていた。思惑通りに運び、主導権をつかんだだけでなく、結果的にこの3点が非常に重かった。
また、SHのG・デービスが相手SHゲニアの長いパスをインターセプトしてトライを奪った場面も、そこに隙(すき)があることを事前に分析していたのだろう。ウェールズが準備の部分で勝っていた。
この記事は有料記事です。
残り436文字(全文807文字)
毎時01分更新
人間の便を研究するベンチャー企業「AuB(オーブ)」の社長…
新型コロナウイルスの感染拡大は、あらゆる人々の営みに大きな…
新型コロナウイルス禍で、いつもと異なる日常が続いている。家…