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月刊相撲

待ったなし 「立ち合い」相撲の妙=武藤久

 「勝負の7、8割は立ち合いで決まる」といわれる大相撲。仕切り線の内側に両手をつき合わせて立つのが立ち合い。それでも、自分が十分の体勢になるために相手の呼吸をずらすなど工夫を凝らす。「待った」になるのはその結果だ。

 世界一周の途次、1936年に日本に立ち寄ったフランスの芸術家、ジャン・コクトーが大相撲を観戦。「バランスの奇跡」と評したことが大相撲史に残っている。女性のように髪を結った裸に近い異形の男たちが寄りや押し、投げなど短時間にめまぐるしく動くさま、また互いに目を合わせて立ち上がる場面にもバランスを感じたのだろう。いわゆるあうんの呼吸だ。

 互いに呼吸を合わせて開始するスポーツは、相撲以外にはみられない。コクトーが見たように、相撲の妙が立…

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