「ややこしくて分からない」「一律9%なら」 消費増税初日、軽減税率で列島困惑 

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消費税率が8%のテイクアウトで商品を購入する客(手前)。後方は10%になる店内飲食の客=東京都品川区で2019年10月1日午後1時46分、大西岳彦撮影
消費税率が8%のテイクアウトで商品を購入する客(手前)。後方は10%になる店内飲食の客=東京都品川区で2019年10月1日午後1時46分、大西岳彦撮影

 消費税が増税された1日、商店街などでは同じ商品でも軽減税率の8%が適用されるテークアウトと、10%の店内飲食が混在し、店主や客から「分かりにくい」などの声が漏れた。一方、商品の単価が安いため値上げが数十円単位の飲食店も多く、「増税はあまり気にならない」と受け止める客の姿もあった。

 食べ歩きで有名な戸越銀座(東京都品川区)。豚丼専門店「炭火焼とんたん」は、豚丼や肉巻きおにぎりなどのメニューを店内飲食で30円、テークアウトで20円値上げした。田中穣店長は「仕入れ値が上がるので価格に反映したが、常連さんにも『値上げしてごめんね』と謝った」とこぼした。

 近くの歯科医院に勤務し、豚丼をテークアウトした清水美智子さん(62)は「持ち帰りと店内飲食の値段が違うのは分かりにくい。一律9%にしてくれたらいいのに」と話したが、店内で飲食した女性客は「2%増えるだけだから気にしない」と冷静だった。

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