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私だけの東京・2020に語り継ぐ

日本文学研究者・渡辺憲司さん マイナーに優しい池袋

渡辺憲司さん=中澤雄大撮影

 故郷の北海道・函館から上京したのは高校卒業を間近に控えた1963年1月でした。戦前、地元で新聞社を経営していた父親が2カ月前に亡くなり、母親と2人で上京、蒲田警察署そばの家へ越したのです。姉夫婦が住んでいた平屋建ての家でした。だだっ広かった函館の家に比べて、随分とこぢんまりして「落ちぶれたなあ」と子供ながらに思ったものでした。当時の函館は北洋漁業にまだ活気があって、ハイカラな街でした。一方の蒲田は戦後の闇市の雰囲気が残り、混沌(こんとん)としていましたね。

 浪人が決まり、高田馬場の予備校まで通うため、毎朝慣れない満員電車に揺られましたが、中学時代の東京へ…

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