メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 江戸時代、俳諧というものが盛んだった。五七五と七七を連ねていく。ある句を前の句に続けて読んだ場合と、次の句とともに読んだ場合とでは、シーンや意味が違ってしまう。むしろその変化を楽しみ、価値を置いたのである。

 遅ればせながら映画「主戦場」を見た。アメリカ人が監督した映画だ。30人近い人々にインタビューし、その語っている映像を論争型に編集している。編集は時に、その本人の言おうとしていることが全体の文脈から切り離され、他の要素と組み合わされることで意味が変わってしまう場合がある。私は映画を見る前、それを懸念した。「そんな発言はしていない」と訴える人でも出てくるのでは、と。しかしこの映画の論争型編集の効果はむしろ逆で、…

この記事は有料記事です。

残り467文字(全文777文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. フィリピン、電子たばこ禁止へ ドゥテルテ大統領、公共の場での使用者逮捕命じる

  2. 干され、食べられ… アジになりきる新施設、沼津に登場

  3. 安倍首相は“テフロン加工” 桜を見る会、海外の反応は「えこひいき」

  4. 聖火ランナー、くまモンはダメ 熊本県打診に組織委「人でない」

  5. 松尾貴史のちょっと違和感 中村哲医師の悲報 安倍政権の冷ややかな反応

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです