安倍晋三首相が行った先の内閣改造は「反リベラルの仕上げ」の意味を持つと前々回、書いた。早くもそれがあらわになったと言うべきだろう。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」に対し、文化庁は予定していた補助金約7800万円を交付しないことを決めた。
慰安婦を象徴する「平和の少女像」などを展示する一部の企画展にテロ予告を含め抗議電話が殺到し、企画展は中止に追い込まれた。それでもその後、再開に向け動き始めたのはご存じの通りだ。
政権は展示物が気に入らなかったに違いない。ところがそうも言えないと考えたのか、萩生田光一文部科学相…
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