メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

平和をたずねて

昭和の戦争を語る/39 敗れた不拡大方針=広岩近広 /大阪

 ――盧溝橋事件(1937年7月7日)が起きた当初、私(岩井忠熊さん)の住んでいた大連では灯火管制が行われました。間もなく中止されたのは、中国空軍による危険がないと判断されたからでしょうか。しかし、8月13日に戦火は上海に拡大されます。

 <政府は八月十五日に「蘆溝橋事件ニ関スル政府声明」を発表し、「帝国トシテハ最早(もはや)隠忍ソノ限度ニ達シ、支那軍ノ暴戻(ぼうれい)を膺懲(ようちょう)シ以(もっ)テ南京政府ノ反省ヲ促ス為(ため)今ヤ断固タル措置ヲトルノ已(や)ムナキニ至レリ」とした><一方、中国政府も十五日総動員令を発して大本営を設け、蔣介石は陸海空三軍の総司令に就任し、全国的な臨戦体制に入った><九月二十三日第二次国共合作が成立する。かくして上海事件を契機として日中戦争は戦火を華北より華中・華南に拡大し、中国全土に及ぶ本格的な全面戦争となって…

この記事は有料記事です。

残り569文字(全文947文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 拳銃置き忘れの女性巡査長に停職1カ月 風俗店でバイトも 依願退職

  2. GPIF理事長を減給処分 「女性と関係」内部通報、監査委員に報告遅れ

  3. 天皇陛下即位を祝う献上品に文化庁長官制作の「シュプリンゲン」

  4. 茨城・那珂川 氾濫発生情報出さず 巡視員通報・職員確認も生かせず 国交省関東地方整備局

  5. 山口組ナンバー2出所 暴力団の勢力図、塗り替わる可能性も

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです