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福岡市博多区にある自主夜間中学「よみかき教室」は今年22周年を迎えた。毎週2回、日本人や外国人のお年寄り、若者など幅広い年代の人が集い、ボランティアと共に学んでいる。ひらがなに漢字、英語に数学と学ぶ内容も幅広い。ここの生徒はどんな思いで学んでいるのか。9月に生徒たちに話を聞いた。【松田幸三】
1997年に福岡市で始まった自主夜間中学「よみかき教室」。2002年から博多区の千代中学の教室を借り、現在は市から年30万円の助成を受け、毎週水曜と金曜の夜に開かれている。授業料は無料。
今年9月時点で27人が登録、毎回その半数ぐらいが参加する。学齢時に学校に行けなかった日本人、韓国から嫁いだ女性、インドやタイ、ミャンマーから来た人たちもいる。学校は校歌「すばらしい教室」の斉唱とラジオ体操から始まる。その後、ボランティアが教壇に立つ授業やマンツーマンの指導に移る。
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