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ミニ論点

中国建国70年 軍事パレード分析 安田淳・慶応大教授/小原凡司・笹川平和財団上席研究員

 中国建国70周年の軍事パレードについて識者2人に分析してもらった。

新兵器見せ米をけん制 安田淳・慶応大教授(中国の軍事・安保)

 軍事パレードでは人民解放軍の急速な発展ぶりが如実に示された。2015年、17年の直近2回のパレードと比較しても、この短期間で、中国の軍事力は大きな進展を遂げていることが読み取れる。自信と誇りを国内外に表明できるような態勢が出来上がったということだと思う。初登場の兵器も非常に多かった。また例えば、これまでのように重厚長大な火砲を並べるのではなく、新たな中長距離ミサイルなど多様なタイプのミサイルを誇示しているのが特徴的だ。これらを隠すことなく披歴することで対外的にアピールを強めるという狙いもある。現実には米国と一戦交えたくないだろうが、ミサイルに象徴されるような新兵器を見せつけることでけん制する一面もあるだろう。

 今回初めて戦略支援部隊などが登場し、統合運用体制が進んでいる様子もうかがえた。また平和維持部隊も出てくるなど、国際貢献というイメージづくりもしている。ただパレードは一種のイベントであり、発展ぶりを強調する意味合いもあるだろう。軍事戦略・政策に特段、大きな変化があったとは思えない。したがってパレードそのものを過大評価する必要はない。【聞き手・岡崎英遠】

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