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ひと

木藤富士夫さん=各地の公園遊具を撮り続ける写真家

 タコを模した滑り台など昼間は子供でにぎわう公園遊具を、ストロボ一つで闇夜に浮かび上がらせ、彫刻のようなアートに昇華させる。各地で写真展を開き、今年8、9月には東京・銀座と大阪のニコンサロンで開催。全国で減少するコンクリート製の大型遊具に新たな息吹を吹き込み、見る人の心を魅了している。

 中堅スーパーを3年で退職して写真の専門学校に入り、2005年からフリーの写真家に。ふと気付いたのは、子どものころ遊んだ東京都町田市の公園、デパートの屋上遊園地などで自ら撮った写真が一枚もないことだった。変わりゆく古里を前に「普段目にする光景は永遠ではない」と痛感した…

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