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アジアで初となるラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が盛り上がっている。9月28日には日本が優勝候補のアイルランドを破り、スポーツ界のみならず日本全体に勇気を与えてくれた。今後の対戦も楽しみだ。招致活動に成功し、悲願を達成された関係者の方々に敬意を表したい。
これまでいくつか試合会場を視察したが、札幌と岩手・釜石が特に感慨深い。札幌ドームで行われたイングランド―トンガ戦の前に、交換留学生として15歳でニュージーランドから来日したリーチ・マイケル主将の母校、札幌山の手高を訪れた。佐藤幹夫監督は1988年から指揮を執っているが、「こういう人からあんな選手が育つんだ」と思わせるほど非常に謙虚な人だった。「ご指導のたまものですね」と声をかけると、「勝手に育っていきました」と話していた。なかなかこう…
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