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長官鳥瞰

「鳥瞰(ちょうかん)」とは空を飛ぶ鳥のように全体を大きく眺め渡すという意味です。1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎの金メダリストであり、海外留学経験も豊富な鈴木長官が、幅広い視野で2020年東京五輪・パラリンピックに向けたスポーツ界を展望します。

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長官鳥瞰

釜石、ラグビーと共に=鈴木大地

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 アジアで初となるラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が盛り上がっている。9月28日には日本が優勝候補のアイルランドを破り、スポーツ界のみならず日本全体に勇気を与えてくれた。今後の対戦も楽しみだ。招致活動に成功し、悲願を達成された関係者の方々に敬意を表したい。

 これまでいくつか試合会場を視察したが、札幌と岩手・釜石が特に感慨深い。札幌ドームで行われたイングランド―トンガ戦の前に、交換留学生として15歳でニュージーランドから来日したリーチ・マイケル主将の母校、札幌山の手高を訪れた。佐藤幹夫監督は1988年から指揮を執っているが、「こういう人からあんな選手が育つんだ」と思わせるほど非常に謙虚な人だった。「ご指導のたまものですね」と声をかけると、「勝手に育っていきました」と話していた。なかなかこう…

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