関電金品受領問題 関電子会社顧問30年間 福井・高浜町元助役、報酬も受領

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 関西電力の幹部ら20人が、高浜原発がある福井県高浜町元助役の森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、元助役が約30年間にわたり関電の全額出資子会社「関電プラント」(大阪市)の顧問を務めていたことが明らかになった。【杉山雄飛、宇都宮裕一】

 関電プラントによると、森山氏は1987年~昨年12月の約30年間、同社の非常勤顧問を務めていた。「原発が立地する地元の視点から経営全般について助言をもらっていた」といい、「常識的な範囲」で報酬を払っていた。

 関電プラントは、原発の設備工事や定期検査を主な業務とし、元請けとして地元業者などに工事を発注する役割も担う。会長と社長は関電の元役員が就いている。民間信用調査会社によると、森山氏に工事受注の手数料として約3億円を流していたことが判明している高浜町の建設会社「吉田開発」は、関電プラントから2015年に約1億5000万円の倉庫建設業務を受注していた。

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