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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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Stand・by・you!そばにいるよ

通所者の「ありのまま」見守る 就労支援施設の所長・玉井七恵さん(33)

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 東京都内の知的障害者の就労支援施設で今春から所長を務める。バッグやアクセサリーなどを制作する「工房ぱれっと」と、焼き菓子を提供するカフェ「おかし屋ぱれっと」の運営を任されている。

 前職では障害がある子どもの発達支援に携わっていた。将来を悲観する保護者たちの姿を見て「障害のある子どもが大人になっても希望を持てるように」と成人を支援しているNPO法人に転職。大学で美術やデザインを学んだ経験も生かしたいと、今の仕事に行き着いた。

 工房の看板商品である「らぶらび」は、ウサギのぬいぐるみに通所者が端切れやボタンを飾り付けて完成させる。縫い目が不ぞろいだったり糸が飛び出していたりと統一感はないが「作り手の個性を生かしたいので極力手直しはしない」。

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