連載

科学の森

科学や環境問題を専門に取材する記者が、身近な話題を図解を交えてわかりやすく解説します。

連載一覧

科学の森

発表迫るノーベル賞 日本から受賞者は? 注目の研究紹介

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 今年のノーベル賞の発表が7日から始まる。これまで日本の受賞は米国籍2人を含め計26人(医学生理学5、物理学11、化学7、文学2、平和1)。昨年の本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(77)=医学生理学賞=に続いて2年連続の受賞も期待される。注目の研究を紹介する。【信田真由美】

 ●医学生理学賞(7日)

 有望なのは2012年に登場した、生物の遺伝子の狙った部分を精度よく改変できるゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」の開発だ。この技術は、案内役のリボ核酸(ガイドRNA)が改変したい塩基配列へハサミ役の酵素「キャス9」を導き、DNAを切断する。遺伝子を欠損させて働かなくしたり、人工の遺伝子を挿入して新たな機能を付け加えたりできる。

この記事は有料記事です。

残り1444文字(全文1763文字)

あわせて読みたい

注目の特集