特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

聖火が走ったまち1964-2020

沖縄(その1) 奥武山陸上競技場 「祖国」思い焦がし

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
聖火台やメインスタンドが撤去され、景観が一変した陸上競技場=那覇市で2019年9月23日、森園道子撮影
聖火台やメインスタンドが撤去され、景観が一変した陸上競技場=那覇市で2019年9月23日、森園道子撮影

 出迎えたのは無数の「日の丸」だった。

 1964年の前回東京五輪。ギリシャのオリンピアで採火された聖火が同年9月7日、沖縄の那覇空港に到着した。米国統治下にあった沖縄の人たちは、日の丸の小旗を揺らして熱烈に聖火を歓迎。当時の毎日新聞は「歓迎の人波十五万」と伝える。

 当時、日本本土から切り離され、米軍の統治で人権や自治が激しく抑圧されていた沖縄。集まった人たちが振る小旗には「祖国」への思いが込められていた。

 沖縄から始まった聖火リレー。歓迎式典が開かれた那覇市の奥武(おうの)山(やま)陸上競技場では、約3万5000人が見つめる中、聖火が聖火台にともされた。沖縄が念願の本土復帰を果たしたのは、8年後の72年5月15日だった。

この記事は有料記事です。

残り319文字(全文633文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集