夫の墓参直後に悲劇 ホーム転落死の66歳視覚障害女性 「にぎやかなまとめ役だった」

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視覚障害者の女性が転落した京成立石駅の2番ホーム。階段(左奥)を下りてホームに出た直後に線路に落下したとみられる=東京都葛飾区で2019年10月4日、長谷川直亮撮影
視覚障害者の女性が転落した京成立石駅の2番ホーム。階段(左奥)を下りてホームに出た直後に線路に落下したとみられる=東京都葛飾区で2019年10月4日、長谷川直亮撮影

 東京都葛飾区の京成押上線京成立石駅で1日、視覚障害者で無職の秋谷喜代子さん(66)がホームから転落し、入ってきた電車と接触して亡くなった。秋谷さんは1人暮らしで、駅近くの寺院で夫の墓参りを終えた直後だった。ホームドアは設置されていなかった。「明るくて行動的な女性。目があまり見えない分、いつも慎重にゆっくり歩く人だったのに……」。突然の死に直面した近所の友人たちは無念さを募らせている。

 事故は1日午前10時20分ごろに起きた。警視庁葛飾署によると、秋谷さんは階段からホームに下りた直後、約1メートルの高さから線路上に転落し、はい上がろうとしたが間に合わなかったとみられる。視覚障害の障害者手帳(2級)を持っており、駅の防犯カメラには白杖(はくじょう)を持って改札を通る様子が残っていた。

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