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毎日新聞社などが設立する「毎日みらい創造ラボ」は4日、第4期の起業家支援(シードアクセラレーション)プログラムを受講した5チームよる成果報告会「デモデー」を東京都内で開いた。グランプリには、写真で探せるペット系サービスの口コミSNSを運用する「パルノビ」が輝いた。遠藤玲希央CEO(最高経営責任者)は、「未熟な会社だが、将来成長できる最初の一歩になったと思う」と喜びを語った。
新事業アイデアを披露したのはパルノビと▽アイファー(モンゴル大草原での遊牧民体験型旅行の提供)▽耳勉(脳の特性を生かした暗記がしやすくなる音声教材の提供)▽ハックシー(独自の「キッチン学」を活用した出張料理教室)▽ワンダラス(不動産競売データを活用した住宅担保評価AIサービス)――の5チーム。
5チームは6月から3カ月超にわたり起業家らから助言を受けながら事業アイデアを磨いてきた。グランプリのパルノビには「フューチャー」社からの賞金に加えて、「銀座テーラーグループ」より高級スーツの仕立券が贈られた。
デモデーでは第4期5チームのほかに、第3期からの3チーム、韓国ベンチャーなど4チームもゲストプレゼンテーションを実施。全12チームを対象とした特別賞(アガルート賞)には、ドローンやレーザー計測技術を活用して広範囲の森林資源調査をする「精密林業計測」が選ばれた。