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ラグビーW杯+

なぜラグビーボールは楕円球なのか?背景に夫婦の悲劇

50年前に使用されていたとされる革製のラグビーボール。現在はゴム製が主流=東京都港区で2019年10月3日午前11時半、村上正撮影

 日本が開幕2連勝を飾り、盛り上がりを見せるラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会。強化が進んだとはいえ、世界ランキング2位(当時)のアイルランドを破ってしまうとは、どれだけの人が予想していただろう。番狂わせのドラマを作る要素の一つが、想定外の方向に弾むボールだ。では、なぜボールは楕円(だえん)なのか。独特の形が生まれた背景には、イングランドのある夫婦の悲劇とその後の努力があった。【村上正/統合デジタル取材センター】

 ラグビーの起源は、イングランドのパブリックスクール・ラグビー校で、フットボールの試合中、少年がボールを抱えたまま突然、相手のゴールに向かって走り出した……とされる。ここまではよく知られた話。では、なぜ丸いはずのボールが楕円球に変わっていったのかは、誰もが知りたい謎だ。「投げやすく、持ちやすい形だから」「弾み方が複雑で面白いから」などいろいろ考えられるが、日本ラグビー協会の広報担当者は「豚のぼうこ…

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