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J1湘南・曺監督のパワハラ認定 選手に「けがしてしまえ」 公式戦5試合出場停止

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パワハラ行為の認定を受けて記者会見し、謝罪するJ1湘南の曺貴裁監督(中央)=神奈川県平塚市内で2019年10月4日午後6時18分、福田智沙撮影

 サッカーJリーグは4日、J1湘南の曺貴裁監督(50)が選手やスタッフに暴言などのパワーハラスメントをしたと認定し、公式戦5試合の出場資格停止とけん責の処分を科した。曺監督の行為を認識しながら、適切な対応をとらなかったクラブにも責任があるとして、制裁金200万円とけん責の処分とした。既に5試合で指揮を自粛している曺監督には制裁が科されたものとされ、6日のJ1川崎戦から復帰できるが、指揮は執らない。辞任はせず、今後の去就は未定。

 曺監督のパワハラ行為については7月上旬に日本サッカー協会の「暴力等根絶相談窓口」に匿名の通報があり、Jリーグが調査チームを作って8~9月に選手、スタッフら関係者約60人から聞き取り調査を実施した。

 Jリーグが公表した調査報告書によると、曺監督は今年7月、スタッフに「本当に使えねえな」などと暴言を浴びせたり、ウオーミングアップ担当のコーチの胸ぐらをつかんで壁に勢いよく押しつけ、顔に手を当てて床に押し倒したりした。

 選手にも「チームのがんだ。他にうつるから出ていけ」「お前なんかけがしてしまえ」と怒鳴った。昨夏には複数の選手を練習から外して1時間弱立たせ、その結果、一部の選手が一定期間練習や試合に参加できない精神状態となり、「オーバートレーニング症候群」と診断された。

 客観的証拠が少なく、曺監督が認めないケースも多かった。だが、関係者の証言が具体的で一致したことなどから「不法行為及び暴行罪となり得る不適切な行為」「業務上不必要かつ不相当なものであり、適正な範囲を超えていると言わざるを得ない」と認定した。

 これを受け、4日夜、神奈川県平塚市内で記者会見した曺監督は「自分の至らなさでこういった問題を引き起こしてしまい、ご心配をおかけして誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 曺監督は2012年に就任し今季が8季目。走り勝つスタイルで湘南を3度J1に昇格させ、昨季はルヴァン・カップでチームを初優勝に導いた。【福田智沙】

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