原点は2003年の惨敗 科学的分析も駆使し2冠達成の日本競歩が歩んだ強化の道

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男子20キロ競歩、1位でフィニッシュする山西利和=カタール・ドーハで2019年10月5日、久保玲撮影
男子20キロ競歩、1位でフィニッシュする山西利和=カタール・ドーハで2019年10月5日、久保玲撮影

 陸上の世界選手権は第8日の4日、ドーハで男子20キロ競歩が行われ、世界ランキング1位の山西利和(23)=愛知製鋼=が1時間26分34秒で金メダルに輝いた。今大会のメダル獲得は男子50キロ競歩の鈴木雄介(富士通)の金メダルに続いて2個目。

 日本競歩の2冠達成に、強化責任者の今村文男・日本陸連五輪強化コーチは「想定以上のうれしい結果」と笑いが止まらない。

 世界のトップに立つ、その原点は2003年パリ大会の惨敗だ。出場5選手のうち、当時現役の今村氏を含む3人が歩型違反で失格した。ただ、ジュニア年代は国際大会で結果を出していたため、当時の沢木啓祐・日本陸連強化委員長が「これからマラソン以上に活躍できるのが競歩。予算をジュニアにつぎ込め」と指示を出した。

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