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「選挙へ行け?ここは戦場だ」混迷アフガン、タリバンの攻撃激化 米の協議中止で一変

亡くなった娘2人の写真を手に持つ母マリさん(右)と義兄のムハンマドさん=カブールで2019年9月27日、松井聡撮影

 アフガニスタン大統領選があった9月28日の首都カブール中心部。駐留外国部隊やアフガン政府と戦闘を続ける旧支配勢力タリバンが、投票所などへの攻撃を予告する中、通りは閑散とし、鋭い目つきの兵士の姿だけが目立っていた。あちこちにある投票を呼びかける政府の看板や笑顔の候補者のポスターが、理想と現実の乖離(かいり)を物語る。

 「銃弾が常に飛び交っているわけではないし、政府も選挙に行けと言う。でもここは、いつどこで殺されてもおかしくない『戦場』なんです」

 今年8月、タリバンによる爆破テロで24歳と19歳の娘を失ったソーシャルワーカーのマリさん(45)は、2人の写真を抱きしめながら声を上げて泣いた。姉妹は、イスラム教の犠牲祭に合わせて新しい洋服を買いに行く途中の道で、爆発に巻き込まれた。

 マリさんは娘たちとの最後のやりとりを悔やむ。「朝に仕事に出かける間際、犠牲祭の時期はテロが起こるから、行かないでほしいと言った。でも…

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