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映画のミカタ

消えゆく昭和の風情=勝田友巳

 「最後まで、ごゆるりと、ご鑑賞、くださいませ」。東京・JR有楽町駅前の映画館、有楽町スバル座では、上映前に古風な日本語の場内放送が流れる。270余席は全席自由の入れ替えなし。東京のど真ん中で昭和の空気が濃く漂い、ゆるーい雰囲気が好きだった。

 しかしここも、今月20日で閉館する。設備が老朽化したし、近隣に巨大シネコンができて人の流れも変わった。小さな映画館が消えるのは時代の流れとはいえ、この風情がなくなるのは寂しい。映画はどこでも見られるが、どこで見ても同じというわけではないのだ。

 元をたどればスバル座は、1946年開館の丸の内スバル座。一時期は有楽町映画街の一角を担った名門館。今は最大手東宝グループの傘下にありながら、クセのある邦画を中心に上映して異彩を放つ。

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