アフガン「ここは戦場」(その1) 娘2人、テロで失った母 和平の理想と現実、乖離

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亡くなった娘2人の写真を手に持つ母マリさん(右)と義兄のムハンマドさん=カブールで9月27日
亡くなった娘2人の写真を手に持つ母マリさん(右)と義兄のムハンマドさん=カブールで9月27日

 アフガニスタン大統領選があった9月28日の首都カブール中心部。駐留外国部隊やアフガン政府と戦闘を続ける旧支配勢力タリバンが、投票所などへの攻撃を予告する中、通りは閑散とし、鋭い目つきの兵士の姿だけが目立っていた。あちこちにある投票を呼びかける政府の看板や笑顔の候補者のポスターが、理想と現実の乖離(かいり)を物語る。【カブールで松井聡】

 「銃弾が常に飛び交っているわけではないし、政府も選挙に行けと言う。でもここは、いつどこで殺されてもおかしくない『戦場』なんです」

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