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事なかれ主義の関西電力エリートを手玉に取ったモンスター的人物(福井県高浜町元助役、今春死去)の逸話は興味深い。
関電高浜原発をめぐる騒動の歴史的な意味は、全国の原発の再稼働がこれでますます難しくなり、原発が運転できなくなるところにある――と思う。
◇
原発誘致の中心、元助役の錬金術を暴くルポはかねて出版されていた。
「原発のある風景」(柴野徹夫、未来社、1983年)▽「誰も書けなかった若狭湾『原発銀座』の巨大利権」(一ノ宮美成、「別冊宝島」2011年11月刊所載)――である。
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