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出会いの季語

むかしも今も=高田正子

 相模川上流を歩いた。十月に入ってからは蒸し暑い日が続いているが、肌寒ささえ覚えた、雨もよいの九月半ばのことである。

 降り立ったのはJR藤野駅。次の駅との間に、神奈川と山梨の県境がある。一つ手前の相模湖駅で降りれば湖を正面にすることができるが、少し奥へ行けば昔の与瀬(よせ)の村の雰囲気を味わえるかもしれないという幹事の深慮が働いたのである。なにしろ与瀬は今や湖の底である。かつてそこにあったという鮎宿や吊橋を見ることはできない。が川に寄ったり遠ざかったりの散策ルートを考えてくれたのだ。

 相模川は深い緑色であった。あるか無きかの流れが向かう方角が相模湖である。水が澄むことはきっとないだ…

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