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焦点

漁場、日朝の「火種」 漁船が衝突、沈没

水産庁の取り締まり船「おおくに」の救命艇(右)で、接触した北朝鮮漁船の乗組員を救助する場面=水産庁提供

 日本海の好漁場「大和(やまと)堆(たい)」で違法操業を繰り返していた北朝鮮の漁船と日本側の取り締まり船が衝突し、現場海域に緊張が走った。事後処理のなかで、北朝鮮側が一方的に、沈没した漁船への賠償や現場海域での権益を巡る議論を提起する事態も予想され、対話が途絶える日朝間の新たな火種となる可能性も出てきた。

 北朝鮮は今後、衝突事故に関する対応を巡って日本側に強硬姿勢で臨むのは間違いない。

 排他的経済水域(EEZ)は沿岸から200カイリ(約370キロ)までの海域で、沿岸国には漁業や天然資源などを自由に採掘する権利が認められている。だが日本と北朝鮮の距離は400カイリ未満のため、相手国との合意による境界を画定する必要があるが、現状は定まっていない。このため、北朝鮮は、事故発生地点を含む水域を自国のEEZであると主張し、日本の船舶が自国水域を侵犯したと強弁するとみられる。

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