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多様性と調和/8 難民のロールモデルに 南スーダン出身「自分たちもやれる」

 東京五輪の難民選手団の候補37人中、最多の18人を占めるのが、2011年にスーダンから分離独立した南スーダン出身者の選手たちだ。「難民は『かわいそう』と同情されるだけの存在じゃない。チャンスさえあれば、自分たちだってやれる」という彼らは、難民らの「ロールモデル(お手本)」となるべく、メダルを狙う。

 男子陸上800メートルのイエチ・プル・ビエル選手(24)は「人生で泣いたのは2度だけ」という。最初は05年に内戦で故郷の村が焼かれ、母親と生き別れたとき。もう一度は16年リオデジャネイロ五輪の開会式でのことだ。

 10歳でケニア北部のカクマ難民キャンプへ。暑く乾いた土地で、将来のあてもなく、不満を募らせる日々。そんな人生を大きく変えたのが、難民選手団としての五輪出場だった。世界中の難民を代表することには重圧もあった。だが、開会式で選手団が最後から2番目に入場すると、大きな拍手で歓迎された。「感激したよ。それまでの人生はあきらめてばかり。スタートラインに立つこともできなかったから」

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