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月刊パラリンピック

レガシーの創造者たち/4 ギソクの図書館・遠藤謙代表理事 「走りたい」をサポート

「ギソクの図書館」が開催している月1回のスポーツ義足体験会でトラックを走る子供たち=東京都江東区の新豊洲Brilliaランニングスタジアムで2019年9月16日午後3時20分、高橋秀明撮影

 スポーツ義足を体験できる「ギソクの図書館」(東京都江東区)が15日でオープンから2年を迎える。代表理事を務める義足開発会社「Xiborg(サイボーグ)」社長の遠藤謙さん(41)は「障害の有無にかかわらず走ることが普通になるような社会であってほしい」と願う。【高橋秀明】

 9月中旬、屋内トラック施設「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で行われた月1回のスポーツ義足の体験会。スタジアム内の「ギソクの図書館」にあるスポーツ義足を装着した中学生ら十数人が、併設された全長60メートルの陸上トラックを風を切って走る。さいたま市の中学1年、松永琴寧(ことね)さん(13)は「普通の義足より速く走れてうれしかった。将来は水泳でパラリンピックを目指したい」と夢を語った。

 スポーツ義足は1本当たり数十万円と高価で、義肢装具士がいないと装着するのも難しい。遠藤さんは「義足の人が走りたいと思った時に世の中で一番敷居が低い場所を作りたかった」と語る。義足の購入資金をクラウドファンディングで募ると、631人から資金が集まり、24本のスポーツ義足などをそろえた「ギソクの図書館」の開設にこぎつけた。利用者は施設利用料のほか、500円でスポーツ義足を借りて試走できる。月1回の体…

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