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SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『八本目の槍』今村翔吾・著

異なる道を選びながらも主君に尽くす若者の気概

◆『八本目の槍』今村翔吾・著(新潮社/税別1800円)

 賤ケ岳(しずがたけ)の七本槍(しちほんやり)。羽柴秀吉が柴田勝家を破った賤ケ岳の戦いの時に、秀吉の小姓たちが槍働きで殊勲を挙げた。子飼いの家臣を持たなかった秀吉は彼らに3000石を与え、七本槍として称揚した。加藤清正、福島正則、加藤嘉明、脇坂安治、片桐且元(かつもと)、糟屋(かすや)武則、平野長泰がその顔ぶれだが、大大名になった者、手堅く昇進した者、まるで出世できなかった者と、彼らのその後の人生は明暗を分けた。

 本書はこの七本槍の人生を描く。七という数字はちょうど良い。それぞれに女性・友人・親族・家臣などを配…

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