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アートピックス

戸谷成雄「視線体」展 眼差しに「回帰」する

戸谷成雄さん=永田晶子撮影

 黒い個体が九つうずくまっている。その鋭い突起に近付くと、表面のおびただしいえぐりや傷が目に入る。あるものは峻厳(しゅんげん)、別のものは穏やかな表情を帯び、荒海に秘められた遺構か岩石を想像する。黙然と重厚な存在感は圧倒的だ。

 彫刻家、戸谷成雄(1947年生まれ)の最新作「視線体」。東京・六本木のシュウゴアーツ(03・6447・2234)で開催中の同名個展で披露している。現代彫刻をけん引してきた戸谷はチェーンソーで木を削る表現を手掛け、枯れた巨木のような「森」シリーズで知られる。昨年に武蔵野美大教授を退任し、「森」の新作などを発表してきたが、今…

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