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論点

英語民間試験導入の是非

大学入試センター試験で試験開始を待つ受験生たち。2020年度からは新たに大学入学共通テストが始まる=名古屋市千種区で2019年1月19日、大西岳彦撮影

 現在の高校2年生が大学を受験する時から入試の仕組みが大きく変わる。その一つが大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テスト。英語で初めて民間試験が活用されるが、高校では公立側から「延期・見直し」を求める声が上がっている。一方、私立側は「着実な実施」を要望している。両者の主張を聞いた。

 全国高校長協会(全高長)は、国公私立高校約5200校の校長で構成する。多くは公立高だが、私立も数百校の校長が会員になっている。校長からは英語民間試験に対する不安の声が多く出ている。それらをまとめ、9月10日に全高長の総意として延期・見直しを求める要望書を文部科学省に提出した。

 まず、指摘したいのは、生徒が希望する時期や場所で試験を受けられる見通しが立たない、という点だ。民間試験の受験は来年4月から始まるが、9カ月前の今年7月時点で、試験の時期や会場がほとんど公表されていない。本来、民間の検定試験は、受けたい試験を受けたい時期に個人で申し込み、挑戦するものだ。それが大学入学共通テストの枠組みの中で入試に活用されることになった。高校では進路指導の一環として民間試験の受験方…

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