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がん・ステージ4からの眺め

人生を自分らしく全うする

乳がんステージ4患者の大森さん(仮名)。歩行器を使って買い物に行くのが日課だ(画像を一部加工しています)=三輪晴美撮影

 進行度の最も高いステージ4でも、長く生きるがん患者は増えている。「ゴールまで自分らしく生きたい」と考えた時、そのために必要なものは置かれた環境によっても異なる。ある1人暮らしの女性のケースを追った。

 ●心折れた骨転移

 「歩く自由も、生活する自由も、働く自由も奪われた」。がんと診断され、手術やその後の治療も楽ではなかった。しかし初めて心が折れたと感じたのは、この時だったかもしれない。がんが骨に転移し、入院を余儀なくされたのだ。

 大森美恵さん(52)=仮名=は2011年、自らしこりを見つけて受診し、乳がんステージ2と診断された。右乳房の温存手術を受け、再発予防で術後の治療を続けて5年後。ほぼ完治と診断された直後の16年12月、せきが止まらなくなり、肺への転移が分かる。不安はよぎったが、治ると信じた。胸水を抜くために一時入院し、ホルモン剤や抗がん剤で治療を再開した。

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