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帝国ホテルが祇園進出 富裕層向け、22年春以降に弥栄会館で開業 

記者会見で祇園への進出を発表する帝国ホテルの定保英弥社長(右)と学校法人八坂女紅場学園の太田紀美理事長(左から2人目)、杉浦京子副理事長=京都市下京区の京都経済センターで2019年10月9日午後2時7分、菅沼舞撮影

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 帝国ホテル(東京都)は9日、京都市東山区の祇園にある弥栄会館(地上5階、地下1階)を賃借して改修し、新しいホテルを開業する計画について、同会館を所有する学校法人八坂女紅場(にょこうば)学園(同区)と基本合意を締結した。富裕層向けで、部屋数は100室以下。レストランなども入るが、宴会場は設けないという。

 帝国ホテルの新規出店は1996年開業の「帝国ホテル大阪」以来。祇園のホテルの開業は2022年春以降となる見込み。

 同会館を耐震改修して客室に改装した上で開業し、同学園に賃料を払う。同会館がある祇園甲部歌舞練場の敷地内には同学園が運営し芸舞妓(げいまいこ)が学ぶ祇園女子技芸学校の建物があるが、取り壊す方針という。

 同日午後に市内で記者会見した定保英弥社長は「祇園の優れた町並みにふさわしいホテル計画を実現したい。京都は帝国ホテルのブランドを高める候補地だ」などとあいさつ。同会館は国の登録有形文化財で「意匠をどのように残して改修するかの検討に時間がかかる」と述べた。

 同学園の太田紀美理事長は「建物の魅力を次世代に引き継ぐには学園だけでは難しい。日本一のホテルが来てくれるのはうれしい」などと語った。

 祇園かいわいは近年、国内外の観光客らによるマナー違反が問題化しており、民家への無断立ち入りや芸舞妓を強引に撮影するトラブルが相次いでいる。同学園の杉浦京子副理事長は「一流のホテルに入っていただくことで人の流れも変わるのでは」と期待を寄せた。【菅沼舞】

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