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「激辛カレー」神戸市立小教諭いじめ、校長が謝罪 加害4教員は教職員全体を指導する立場

記者会見で質問に答える東須磨小の仁王美貴校長=神戸市中央区の神戸市役所で2019年10月9日午後5時40分、峰本浩二撮影

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 神戸市須磨区の市立東須磨小学校で20代の男性教諭が先輩教員4人から暴行などのいじめを受けていた問題で、同校の仁王(におう)美貴校長が9日、問題発覚後初めて記者会見し、7月に問題を把握しつつも市教委に報告しなかったことを認めたが、「隠蔽(いんぺい)の意図は一切なかった」と釈明した。一方、市教委によると、加害側の4教員は校内で教職員全体を指導する立場にあったといい、他の同僚が注意しづらい環境にあったとみられる。

 仁王校長は、昨年4月に同校に教頭として赴任し今春、校長に就任。7月までいじめの存在も知らず「ハラスメント行為に対する認識が甘かった」と対応の不備を認め、「児童、保護者に迷惑をかけた」と謝罪した。

 加害側の4教員のうち2人は校内でいじめ対策をする生徒指導の担当。学校側の聞き取りに、4教員のうちの1人は「自分が面白ければよかった。悪ふざけでやっていた」と話したという。

 被害に遭った教諭は昨年以降、30代の男性教員3人と40代の女性教員1人から「ボケ」「カス」などと暴言を浴び、今年4~6月にはコピー用紙の芯で尻をたたかれ、みみず腫れができるなどした。

 被害教諭が校内で激辛のカレーを無理やり食べさせられたり、所有する車の上に乗られたりする動画や画像が残っており、仁王校長は9月に入手したと説明。動画などについて「すぐ市教委に渡した。絶対に許されるものではない」と涙を浮かべた。さらに、加害教員が被害教諭の学級の児童に、「反抗して学級をつぶしたれ」という趣旨の発言をしたとの情報があることも明らかにした。

 また今回の問題とは別に、仁王校長が教頭時代、教員から前校長のハラスメントについて相談を受け、これについても事実関係を調べているという。

 市教委は、全市立小中学校と幼稚園、特別支援学校計約300校・園で、教職員間の暴力やハラスメントがなかったか緊急調査する。【反橋希美、春増翔太、峰本浩二】

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