メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「表現の不自由展」再開2日目は入場枠3.5倍に 第三者検討委は河村・名古屋市長をヒアリング

再開2日目の「表現の不自由展・その後」に入場するため手荷物を預ける人たち=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年10月9日午前10時10分、永田晶子撮影

[PR]

 全面再開した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は9日、企画展「表現の不自由展・その後」をツアー形式で鑑賞できる定員を1日6回各35人とした。2回のツアーで定員が計60人だった再開初日の8日に比べ、入場枠が3・5倍に拡大。1500人の応募者に対する倍率は7倍となり、前日の23倍から緩和した。

 芸術祭実行委員会(会長・大村秀章愛知県知事)の事務局によると、再開に当たり1日5~6回のツアー形式での鑑賞を計画していたが、8日は来場希望者への告知が直前で、リストバンド型抽選券の運用や持ち物検査など対策の確認のため定員を絞っていた。

 9日は、当選後にキャンセルするなどした人を除く199人が参加。慰安婦を象徴する「平和の少女像」など23作品の写真撮影が許可されたが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿禁止を約束する同意書に署名して参加することになった。

 一方、県が設置した芸術祭の第三者検討委員会(旧・検証委)は同日、名古屋市役所で河村たかし市長に初めてヒアリングした。河村市長の要請で報道陣に公開され、インターネット中継された。

 検討委からは山梨俊夫座長(国立国際美術館館長)ら委員2人が出席した。河村市長は市に相談がないまま設置された同委について「暴力的で承知できない」とした上で、同委が9月25日に出した中間報告を「津田大介・芸術監督に責任の全てを押しつけ、大村知事の責任を回避させる方向に誘導する傾向が顕著」と批判。不自由展については「国民に対するハラスメント」との持論を展開した。

 検討委側は最終報告に河村市長の意見陳述内容を資料として付ける考えを示した。【山田泰生、野村阿悠子】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開

  2. 「職員室が怖かった分、子供といる時間幸せで…」いじめ被害教諭メッセージ全文

  3. 神戸教諭いじめ 加害者の男性教員が児童骨折させる 他にも問題行為か

  4. 近江・林ドラフト指名なし「3年後は必ず」 決意胸に社会人の強豪西濃運輸へ

  5. 「いけないことを教える立場が」「人間として恥ずべき」神戸教諭いじめ 謝罪コメント要旨

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです