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「環境問題にソリューション提供」ノーベル賞吉野氏 会見詳報(4)

リチウムイオン電池の模型と花束を手に笑顔を見せる吉野彰・旭化成名誉フェロー=東京都千代田区の旭化成東京本社で2019年10月9日午後8時21分、手塚耕一郎撮影

 ノーベル化学賞を受賞した名城大(名古屋市)教授で旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)が9日、東京都内で記者会見を開き、受賞の喜びなどを語った。吉野氏の一問一答の続きは次の通り。

 ――現在の受賞は、あえてダーウィンの海だとかそういう表現をすると、どういうステージになるんでしょうか。

 ◆まあ正直、ちょっと私自身非常に幸せだと思っておりますのは、リチウムイオン電池は、先ほど申し上げましたIT革命という、とんでもない大きな変革とともに生まれて、生まれ育ってきたんですよね。ですから、先ほど言いましたダーウィンの海も乗り越えることも経験してきました。で、ちょうど先ほど環境問題のご質問もあったかと思うのですが、2回目の経験なんですよね。リチウムイオン電池をとりましてね、これは一つは電気自動車への応用とか、今までと違うアプリケーションが出てきて、で、なおかつそれは環境問題に対してひとつのソリューションを提供するんですよと。で、おそらく今、どの辺にいるかと言いますと、うん、死の谷あたりをうろうろしていると思います。それを乗り越えたら次にダーウィンの海があるんですけどね、まあそういった意味で、当然苦労はあるんですけども、リチウムイオン電池が次のダーウィンの海、もうまさに環境問題に対して、適切なソリューションを提供できるかどうか。これが二つ目のダーウィンの海で、これは多分乗り越えうると思います。

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