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激動の世界を読む

米中対立と東南アジア 危機への対処考えるとき=熊本県立大理事長・白石隆

会談前に握手する安倍晋三首相(右)とマレーシアのマハティール首相=首相官邸で2019年5月31日、川田雅浩撮影

 米中「新冷戦」が本格化している。対立は貿易、科学技術管理、インフラ整備、安全保障から次世代通信規格5Gまで多岐にわたる。では、この対立は世界的、地域的にどんな意味を持つか。東南アジアを念頭に考えよう。

 まず貿易戦争の影響である。世界経済も中国経済も減速している=1。最近の中国政府の発表では、工業生産伸び率はリーマン・ショック直後以来の低水準となり、小売売上高、投資の伸びも縮小した。世界貿易も収縮している。影響は国によって違う。貿易依存度が200%を超えるシンガポールのような国では経済の伸びは大きく減速した。一方、貿易依存度が50%台のフィリピン、30%台のインドネシアでは経済成長率は5%超で推移している。

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