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習近平氏が11日からインド訪問 モディ首相と非公式会談、関係強化確認へ

関西国際空港に到着した中国の習近平国家主席(中央)=2019年6月27日午後1時24分、小松雄介撮影

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 中国の習近平国家主席が11~13日、インドとネパールを歴訪する。インドではモディ首相と非公式会談に臨み、関係強化を確認する。インドと中国、パキスタンの間では8月以降、カシミール地方の領有権を巡る対立が深まっていたが、習指導部としては米中摩擦などの内憂外患を抱える中、周辺地域の安定化を優先した形だ。

     中国外務省の高官は、9日の記者会見で中印の連携について「互いに人口10億人を超える大国であり、世界や地域の発展に重要な意義を持つ。両国は世界の多極化や自由貿易について共通の主張がある」と強調した。

     インドメディアによると、習氏は2日間の日程で、南部の港湾都市チェンナイを訪問。モディ氏が昨年4月に訪中した際も、内陸部の湖北省武漢で習氏と会談していた。あえて首都を避けた非公式の相互訪問は、互いに関係を重視しながら、火種も抱える両国の微妙な距離感を浮き彫りにした。

     一方で、習氏は9日、パキスタンのカーン首相と北京で会談し、「両国の友好関係は盤石だ」と述べた。関係の深いパキスタンに配慮し、習氏のインド訪問とバランスを取った形だ。習氏は会談で、カシミール問題について、パキスタンを支持する立場を示しつつ「平和的な対話によって争いを解決するよう希望する」とも表明。印パ両首脳と相次いで会談して緊張緩和を促し、大国の指導者として存在感を示す狙いもありそうだ。

     習氏はインドの後、ネパールを公式訪問し、中国主導の経済圏構想「一帯一路」によるインフラ整備などで合意する見込み。中国の国家主席がネパールを訪問するのは23年ぶりで、南アジアでの影響力拡大を印象付けそうだ。【北京・河津啓介】

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